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【Uターン漁師のゴーヘー通信】Vol.102
                           2005年9月17日発行
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■先週のゴーヘー

○9月4日(日) <さ・か・な・が・い・な・い>

西浦は台風の下波でえらい波になっていたらしい。オ○エイ丸は明神様からU
ターンしてきた。クロダイ狙いの人達はめげずに走っていったようだ。

うちは夜明け後に三河へ走っていった。一色前で網をやるとカラはないけど小
カレイか小コチが1つ、2つ程度。9時までの7クラで小カレイ9枚、小コチ
3本。それから11時までの4クラで3つもカラ。魚がいないうえにカラが続
いてはやってられない。

西浦組もダメみたいでショ○トク丸は早々に尾張へ引き返してきてた。すでに
ショ○トク丸とオ○エイ丸のやり跡ばかりかもしれないが、うちも三河を諦め
て尾張へ戻る。

昼を挟んで矢梨から一クラずつ下がってきたんだけど、小コチが2本、3本ず
つかかった。今年の尾張はさっぱりだったんだけど今日はなぜかよくかかる。
中の大サイズのコチも1本かかった。13時45分まで5クラやって小コチ6
本、中ゴチ2本、カレイ2枚もかかった。あのまま三河から直帰せずに良かっ
た。

札場では台風前もあってか値がよかった。小コチ6本で4,500円だったか
ら1本700円以上もした。水揚げは全部で1万6千円ほど。魚がいなかった
けど相場に助けられた。


○9月8日(木) <台風一過>

昨日はまだ曇っていてマゼが猛烈に吹いていたんで、台風一過というより台風
の端っこにいる感じだった。今日は吹き返しの風が強くなるかと思ったけどさ
ほど強く吹かず、晴れてまさに台風一過。山々の稜線が青空にくっきりと映え
ていた。

クロダイ狙いの人はいつものように西浦へ。他の人達はシンコ○丸以外皆尾張
にいた。矢梨でそこそこコチが捕まるんであちこちやる。途中青ガニがたくさ
んかかって一クラ50分くらいかかった。結構大きいんで値段に期待。

9時半過ぎ、コ○エイ丸がイワテへ向けて走ったんでその後を追った。ここに
いた方がいいと思うんだけどねぇ。案の定イワテではコチの顔がみえない。4
クラやってハゴが4枚、青ガニ10コ程度。コチがかからないのはしかたない
が、それより悪いのはコチの色が悪くなったこと。水が温たかったし一番イワ
テでは海が変な臭いがしたしね。とにかく、こうなっては死ぬ確率が高い。

で、案の定港に着くと中ゴチが1本死んでいた。大ゴチは札場の時間までには
死んでしまった。今日の相場で5千円分が死んでしまった(泣)。


○9月9日(金) <1本5千円超>

今日は三河へ行く。うちの他に船が3バイで年寄りばかりなのでやりたい場所
を存分にできると思っていたら、一クラ目いきなり網をガランガランでひっか
けた。幸先が悪すぎる。

二クラ目をやったときに東からタ○エイ丸が走ってきた。次いでオ○エイ丸も。
なんだ二人とも西浦へ行かずに三河にいたのか・・・嫌な予感更にアップ。

予感があったたのか今日はカレイもコチもさっぱりかからない。10時半まで
で小コチ3本、中小カレイ7枚、ゴイカ2ハイ、青ガニ10コ程度。1日分の
油銭にもならない。東風が強くなってきてからの3クラで中カレイを9枚掴ま
えてようやく一息つけた。ただし今日の札場の相場が良くてもこの程度の魚の
量では1万もいかないだろう。

夕方札場の時刻。1番売りの様子を見ていたら、タ○エイ丸が大ゴチを2本、
1本ずつ別々に売っていた。高い方は5,800円!、安い方でも5,150
円!。昨日のうちの死んだ大ゴチと同じくらいの大きさだった(泣)。オ○エ
イ丸も大ゴチ2本、中ゴチ5・6本を売っていた。それだけで2万5千円ぐら
いあった。朝の嫌な予
感は的中だ。

彼らに比べてうちは全部売っても1万2千円。予想に反して1万を超えたけど、
二人とほとんど同じ場所でやっていてこの差は・・・・ _| ̄|○


■今週のゴーヘー

○9月11日(日) <コチが小さい>

今日は西浦へ行く。

小野浦で5クラやる。カラはないがコチがみな小さい。野間へ上って3クラ、
次は内海へ下ってお昼まで5クラ。カラは合わせて4回だから半分はカラだっ
たわけだ。カラじゃない時もコチが小さかった。今日はどうしたんだろう。

結局小コチが24・5本と中ゴチ1本、カレイ7枚だった。最近の相場でも小
コチ6・7本でようやく大ゴチ1本分だから、小コチでは本数ばかりあっても
あまり金額にならない。小野浦や内海のコチは少し色も悪いから若干安めだし
なぁ。


○9月12日(月) <パンばかり>

今月最初の梶島。3クラやって中コチ1本、小コチ1本、カレイ2枚。今年の
梶島はほんとに魚がいない。うわさでは島(日間賀・篠島)の漁師がテングス
(テグス網)を午後にやって夜に揚げているとか。現場を見たわけじゃないん
でホントかどうか不明。仮にそうだとしてももう少しいてもよさそうなもんだ。

その後三河へ出てきた。9時半までの4クラはどうにかカレイの顔が見えたけ
ど、その後はパン(ウニの一種でおせんべいみたいな形)ばかりで、はずしな
がら網を揚げていたんで時間もかかり参ってしまった。11時30分に止めて
帰ってきた。

夕方の札場では西浦組が大漁だった。みな小さなコチばかりなんで一セイロ1
2〜5本で5千円以下ばかりだけど、人によってはそれを10セイロも売るも
んだから5万近くになった模様。少ない人でも2万にはなったんじゃないか。

中には「ちいせぇコチばっかだ」と文句を言う人もあったけど、そのちいせぇ
コチのおかげでいい水揚げになったんだから文句を言うのは筋違いだわな。い
ずれにせよ1人で3万4万もあるんだから、うちの二人で1万よりはるかに良
い。


○9月14日(水) <久〜しぶりの大漁>

朝マゼが吹いていて珍しく海は荒れ模様だった。そんな中を西浦目指して走っ
ていく。明神様までは下りだから波も風も正面からだからいいけど、そこで曲
がるのは怖かった。曲がった後も横波を受けて怖かった。中須(なかず)前ま
で走ってようやく波が少し収まってきた。

空港島の南側へ直行。4クラやって小コチ2本とギマ数枚。ここは諦め8時ち
ょっと前に苅谷沖へ移動。大グロを狙ったら珍しくコチが3本もかかった。1
本は大ゴチだ。もう一クラやったら小コチが2本と小カレイ2枚がかかる。こ
のクラでは網揚げ中に何度も網に手応えがあったが、大ゴチや中ゴチのような
手応えではなくみんな小コチっぽかったから、どれも目から抜けて逃げて行っ
てしまった。ま、しかたない。

この後前島で一クラやってたら、連絡橋のイワテでやっていたオ○エイ丸が網
揚げに随分時間がかかっていたんで、彼のそばへ移動して網をやった。すると
そこでコチが20本くらい、カレイが30枚くらいかかった。この時期ここで
はとっても珍しいことだからきっと潮回しだろう。実際後半のコチはどれも皆
網に絡まって死にかけか死んでいた。たぶん10本近くダメだっただろう。惜
しかったけど、大ゴチが2本、中ゴチも5本は大丈夫だったからラッキーだっ
た。このあと付近を3クラやって帰ってきた。

札場は2番売りだったけど1番売りが少なかったんで、大ゴチは3本で1万と
まずまずの相場だった。大ガレイは中ガレイと混ざりの10枚で1万2千と値
を飛ばしていた。やはりコチもカレイも大きくなくてはダメだ。

2ヶ月ぶりに5万の大台に乗った(^^)v。


■エピローグ

9月に入って台風があって5〜7日が3連休、15日は西吹き、16日は東風
吹きでお休みと急に休みが多くなってきました。今年は6〜8月が天候が安定
して定休日以外ほとんど休みがなかったんで、秋口に良い休暇となっています。

ただ大漁の翌日が休みになってしまったのは、もし出ていたらひょっとしたら
またたくさんかかったかもしれないと期待してしまうんで、ちょっと残念です。

ま、現実はそんなにうまくはいかないですけどね。

秋口となって朝は急に冷えてきました。気温の急激な変化で体調も崩しやすい
ので、みなさんも体調管理にはご注意ください。


■次回予告

Vol.103 2005年10月1日(土)発行予定

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