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【Uターン漁師のゴーヘー通信】Vol.113 ライブドアつれづれ
                           2006年2月18日発行
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■ライブドアつれづれ

ライブドア問題は証券取引法違反だけでなく政界との癒着に話しが及んできて
て、この種の問題にありがちなわけのわからない状況になってきました。

わけがわからないことの始まりは1月16日の夕方でした。ヤフーニュースで
「ライブドアに地検特捜部が家宅捜索」との一報が流れましたが、タイトルだ
けで内容はなし。ヤフーニュースでガセネタ?と苦笑してたら夕方のテレビニ
ュースで家宅捜索の場面が報道されてビックリ。以後「風説の流布、偽計取引、
株式100分割、粉飾決算」等々の専門用語が続々と現れ、分けわからない度
合いが一気に上昇、ストップ高。関係者にとってはストップ安な気分でしょう
か。

これら一連のわけわからないライブドア問題に関して、一つだけはっきりとわ
かったのはメディア、特にテレビがアンフェアなことです。


アンフェアさを示す1つ目の事柄は、テレビはライブドアの宣伝を助けてきた
にも関わらず、そのことについていっさい口をつぐんで反省の弁を述べていな
いことです。

近鉄買収騒動に端を発したライブドアと堀江前社長のテレビ露出は、一視聴者
である私にはライブドアの宣伝行為にしか見えませんでした。テレビ局がそれ
をわかっていなかったはずはないのですが、公式には国民の知る権利を手助け
するため非公式には視聴率のため、テレビ局が自費で取材陣を派遣して全国に
ライブドアを知らしめる手助けをしてきたわけです。その結果ライブドアとそ
の関連会社の株式を買う人が増えたことは否めず、株を売ってお金を集めたかっ
た(それをお金儲けだと勘違いしてた)堀江前社長達を大いに助けたと思われ
てもしかたがないです。

ワイドショウやバラエティと報道は違うと反論するかもしれませんが、それを
同じテレビ電波で放送しているのは紛れもなくテレビ局なのです。


アンフェアさを示す2つ目の事柄は、「もうすぐ会社辞めます」というスタン
スで話しをするライブドア社員と称する人達のインタビュー映像です。社員の
皆さんの不安な心理は推して知るべしなところですが、インタビュー映像には
報道する側の「予断」があるように感じます。

その「予断」とは、IT会社に勤めるような人は、額に汗せずお金儲けをして
、嫌になったらすぐに会社を辞めてしまうような無責任な人間ばかりだ、とい
う考えです。この考えを前提にインタビューを作成して流しているように思え
るのです。

私もサラリーマン時代は今で言うIT企業に勤めていました。IT企業は一般
に想像を絶する激務です。顧客からの要求は細かく果てしなく結果も厳しく求
められ、それに応える現場で働く人の多くはまじめで几帳面で理性的で倫理観
も高い人達です。顧客の求める様々なコンピュータシステムやサービスはとて
も複雑・高度なものとなり、そういう資質のある人でないと作ることも運用す
ることもできません。ライブドアも現場はそういう人達によって支えられてい
るはずです。

すぐに辞めるのは、こういう業務に長期間従事していると心身共に疲れてしま
うからです。朝9時前から夜中0時過ぎまで、時には午前3時4時まで働き、
土日も最低どちらかは仕事をしに会社へ行き夜中まで働くことを、普通の人が
何年続けられるでしょうか?。しかも報酬は一般のサラリーマンからかけ離れ
て多いわけではありません。テレビ局の同年代に比べたら半額程度でしょうか。

「額に汗して働くことが大切」なのはまぎれもない真実ですが、「額に汗しな
い激務」や「額に冷や汗しかかかない激務」というのもこの世にはあって、そ
ういう業務にたくさんの若い人が従事している現実を知ってほしいと願うもの
です。

まぁ、テレビ報道としては「おいしくない」わけでしょうかね〜。


■先週のゴーヘー

まだまだ


■今週のゴーヘー

陽射しは春の兆し??


■エピローグ

株を売って投資家からお金を集めることは事業のための元手を集めることでし
かなく、集めた元手を使ってお金を儲ける仕組みを作って利益を出すことが大
切なんだ、とか熱く書いていたら、いろいろ書きすぎて長〜くなってしまい何
を言いたいかもわからなくなってしまったため、結局大幅に書き直すハメに。

書き直してもちょっと熱くなってしまいましたが、私を含めて世間の大多数の
人々はこの問題と全然関係ない生活を送っているわけで、トリノ五輪同様テレ
ビの中の出来事なのかもしれません。


■次回予告

Vol.114 「広い空と青い海」 2006年3月4日(土)発行予定

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